Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
奥村 進; 石堀 郁夫; 福田 光宏; 上松 敬; 横田 渉; 中村 義輝; 奈良 孝幸; 荒川 和夫
JAERI-Review 95-019, p.214 - 216, 1995/10
サイクロトロンで加速されたパルスビームの時間計測を行うシステムと大面積照射における二次元フルエンス分布を測定するシステムを試作し、イオンビームを用いて計測実験を行った。時間計測システムはビーム中へ挿入したターゲットから放出される電子を電場で収集し、マイクロチャンネルプレートで増幅して時間信号を生成する。収集電圧やターゲットの種類等によって検出特性が変化することが判明した。フルエンス分布測定システムはサイクロトロンの入射ビームラインへ設置されているビームアテネータでビーム強度を減衰させてParallel Plate Avalanche Counter (PPAC)および半導体検出器でイオンの入射位置を検出して二次元分布を測定する。検出面積はPPACが120120mm、半導体検出器が5050mmである。重イオンに対してはPPACを、軽イオンに対しては半導体検出器を用いることで二次元フルエンス分布が測定できた。
田中 隆一
原子力工業, 40(2), p.57 - 61, 1994/02
放射線高度利用研究は、材料科学やバイオ技術の広い分野の研究に広いエネルギー範囲、多種類のイオンビームを本格的に応用することを意図しており、ビーム性能の拡大、加速器利用の効率化、安定化等は利用研究のニーズに応える共通基盤的な技術開発として位置づけられる。TIARAにおけるビーム利用手段の特徴には、マイクロビーム、大面積均一照射、パルスビーム、多重ビーム、各種二次ビーム等があり、多目的の研究に応えられる。特に、マイクロビームでは、粒子種やエネルギー領域の異なる幾つかのビームラインが設置されつつあり、その技術開発が着々と進められている。ビーム性能拡張のためのイオン源、加速器本体、制御系等の加速器技術開発、並びに基盤となるビーム計測、基礎データ整備等の研究も進められている。
田中 茂
核融合研究, 67(5), p.399 - 411, 1992/05
核融合技術の工業的応用を目的として、大面積、大電流、一様分布のイオンビームを生成する技術について解説する。まず、核融合分野において開発された多極磁場イオン源の構造およびその特徴について概説する。次に、多極磁場イオン源より各種ガス元素のイオンビームを引き出した実験結果について紹介し、最後に一様なビーム分布を実現するための技術を実験結果を用いて説明する。
田中 隆一
日本原子力学会誌, 33(11), p.1018 - 1023, 1991/11
原研では放射線利用のいっそうの高度化を目指した新たな展開をイオンビームを用いて図ろうとしている。本研究では特に今後のわが国の先端科学技術研究の発展に寄与することに重点が置かれており、放射線高度利用研究として位置付けられている。対象となる分野は、宇宙環境材料、核融合炉材料、バイオ技術及び新機能材料などである。現在、昭和62年度から6ヶ年計画でこの研究計画に必要なイオン照射研究施設(TIARA)の建設整備が進められており、すでにAVFサイクロトロンと3MVタンデム加速器が設置されている。ここでは、本施設のビーム技術における特徴(マイクロビーム、大面積均一照射、複合ビーム利用、パルスビーム利用、二次ビーム利用)の具体例に重点をおいてビーム利用計画の概要を述べる。
田中 隆一
日本原子力学会誌, 33(11), p.1018 - 1023, 1991/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)原研高崎研では宇宙環境材料、核融合炉材料、バイオ技術、新機能材料などの研究分野を対象として、イオンビームを用いた放射線高度利用研究に着手した。現在、昭和62年度から6年計画によりイオン照射研究施設(TIARA)の建設整備を進めている。本報告では、加速器施設の概要、TIARAのビーム利用の特徴、主なビーム利用手段、施設の管理運営などについて述べる。ビーム利用手段としては、マイクロビーム、大面積均一照射、複合ビーム利用、パルスビーム利用、2次ビーム利用等についてそれぞれの応用の計画を述べる。
中村 龍也; 藤 健太郎; 坂佐井 馨; 細谷 孝明; 鬼柳 亮嗣; 大原 高志
no journal, ,
MLFのBL18用の2次元中性子検出器の大面積化を進めている。BL18は単結晶中性子構造解析用の中性子回折装置であり、現在は試料周りに有感面積256256mm、ピクセルサイズ4mmの2次元検出器が41台装填され、測定効率の向上が図られている。本発表では、SENJUの真空散乱槽下への設置用として開発した従来比で22倍サイズをもつ検出器(有感面積512512mm)やバンク設置用として開発した13倍サイズをもつ検出器(有感面積256768mm)をはじめとする2次元シンチレータ中性子検出器の大面積化について紹介する。